ビー(エ)ル!!*C Vol.5

□たいじゅのいえより
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「大樹くん、お疲れ様。」

夜になって、やっと、大樹くんと2人きりに……天馬くんと展くんがいるけれど、2人きりになった。

「お疲れ様、勇一くん。」

「仮眠はしなくても、大丈夫?」

「うん。まだ、やることがあるから。」

「無理はしないでね?」

「大丈夫。うちは私立だし、宿直じゃなくて夜勤にしているから。」

そう言うことじゃ、ないんだけど。

僕は大樹くんのおでこに、そっとキスをした。

実際に、触れられるわけじゃないけれど。

「おまじない。」

「ありがとう。」

変わらぬ愛を、今日も、君に。





End.
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