ビー(エ)ル!!*C Vol.4
□Dual
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「脩が責任を感じることはない。」
「そんなことない。一緒にいるんだから、側にいるんだから、もっと気をつけるべきだった。いささんは自分に無頓着なところがあるし、ボクがもっとしっかりしなきゃ。」
脩……。
「嬉しい。」
「え?」
「脩。」
「んっ!?」
僕は脩にキスをした。
「脩のご飯が食べたい。」
「今から?まさかのムチャ振り?」
「明日は脩のご飯が食べたい。」
「分かりました。」
「任せるから、適当に買って来て。」
「はいはい、分かりました。」
病室を出て行く脩に、僕は手を振った。
End.