ビー(エ)ル!!*C Vol.4

□Dual
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「脩(おさむ)、来て。今すぐ、来て。所長室にいるから。」

「ど、どうしたんですかぁ!?」

新(あらた)先生と森松(もりまつ)がここを出て行ってすぐに、僕は耐え切れなくなって脩を呼び出した。

「いささん!?何があったんですか!?」

「これ、見て。」

「これ、は……?」

新先生から渡された意見書、と言うよりはラブレターに近い文章を脩に見せた。

「ん?新先生からの、意見書?」

脩はページをめくり、その内容に目を通した。

「被験者は、森松焔(ほむら)……って、焔先生!?えーっ!?」
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