ビー(エ)ル!!*C Vol.3

□Pause〜side E〜
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湯原(ゆはら)から事の次第を聞いた時は、呆れたと言うか、腹立たしいと言うか、複雑な心境になった。

「で?付き合ってるのかよ?」

「そうみたい。でも……」

「何だよ?」

湯原が言葉を濁すなんて、きっと、よくない事に決まってる。

「……その先生なんだけど、結婚してるらしいの。」

「はあ!?」

あいつ、馬鹿なんじゃねぇのか!?

「つき合う前から、知ってたとは言ってる。分かった上でつき合ってるのなら、永世(ながせ)さんの時みたいにはならないとは思うんだけど……。」
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