ビー(エ)ル!!*C Vol.3
□ニブンノイチのアキト
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埜上さんは苦笑い。
「僕が上手く説明出来ていない部分もあったとは思うけど。……もう、じゃあ、こうしよう?ヒロトくんと一緒にいる時間を増やしたかったら、芦名くんの言う事をよく聞いて早く仕事を覚える。分かった?」
「あ、そっか!!分かりました!!」
僕が埜上さんと一緒に戻ると、他のメンバー三人と芦名さんが待っていた。
「芦名くん。中々手強いよ、あの子。」
「そう、みたいですねぇ。」
「ふぅ……。」
埜上さんはおもむろにため息をついた。
僕はヒロトに早く会えるように、ただそれだけを考えていた。
To be continued.