ビー(エ)ル!!*C' Vol.1
□辿り着いた合意点
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「……へ?」
「今、お父さん……って、言った?言ったよね!?」
「言った。うん、言ったよ!!真生が、お父さんって!!」
「静かにしてください。それとも、お父さんと呼ばれるのは嫌ですか?」
「嫌じゃないよ!!お父さんって、呼んでくれてうれしいよ!!」
「ぼ、ボクも!!嬉しい!!」
ギュッと、紀さんが僕ごと慈音さんを抱き締めた。
「僕はお花を買って、さっさとお墓参りを済ませて、早くカレーが食べたいです。」
「うん。」
「分かった。」
ママ、見ていますか?
今から僕のお父さんたちを紹介しに行くので、待っていてください。
End.