ビー(エ)ル!!*C' Vol.1

□真っ直ぐに、一緒に、生きて行く。
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「真生、写真、写真。」

「嫌です。」

「……オレ、お父さんと一緒に写真を撮れなかったこと、本当は寂しかったんだ。だから、真生とは、絶対に一緒に写真が撮りたいんだ。」

やっぱり、あの日――多樹(たき)国際学園初等部の入学式の日、慈音は……

「……仕方がない、ですね。」

「ありがとう、真生。あ、寿さんにはナイショね?あの人、結構、繊細だから。」

「はい、分かりました。」

「すいませーん、これ、お願い出来ますか?」

慈音が他の保護者に頼んで、3人で一緒に写真を撮影した。





End.
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