ビー(エ)ル!!*C Vol.2
□僕の罰
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ジオースのライブ当日の朝になった。
行くのか行かないのか、僕はまだ迷っていた。
迷ったまま、僕は煕暎(きえい)を連れて保育園へと向かった。
「おはようございます。」
「あれ?」
いつも僕が姿を見せるとやって来る、芦名(あしな)とか言う学生が今日は来ない。
「どうかしましたか?」
「いえ、何でもないです。」
あいつ、どう言うつもりなんだ?
僕は煕暎を預け、ライブ会場へ移動した。
確かライブスタッフのバイトもしてるって言ってたし、今日はそっちのバイトなのかもしれない。