claps!
□喧騒が始まる
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アキトくんの笑顔が、恐ろしい。
「すいませーん、スタンバイお願いしまーす。」
「分かりました。」
もう、そんな時間か。
「はいは〜い、みんな行くよ〜ん。」
萱原は笹川と、先に控室から出て行こうとしていた。
「アキト、行くぞ。」
綿貫がアキトくんを連行。
「ヒロトくん?」
「は、はい。」
「アキトくんは、僕が綿貫に教えたラブホテルへ行くつもり、だと思うよ。」
「……えっ、えーっ!?」
僕も恋人の温もりに包まれたい。
そんな事を考えながら、歌をギターを鳴らした。
End.