claps!

□隠し味は愛
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俺は誓詞さんに、メールを送ってみた。

すると、

――〜♪

数分後に返事が届いた。

『慈音からもメールが来たよ。今日は早く切り上げて、寿の作ってくれたビーフカレーを3人で食べたいな。少し待っててね。また連絡するから。』

――ドキッ!?

体が一気に火照った。

『待ってます。』

忙しいはずなのに、それなのに、俺の作ったカレーを食べるために、作業を切り上げるだなんて、そんなことを誓詞さんに言われたら、嬉しい。

「……コーヒー、淹れてやるか。」

俺は新しく買ったコーヒー豆の袋を開けた。





End.
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