ビー(エ)ル!!*C Vol.2
□REVIVE
3ページ/13ページ
「運悪く光暉(こうき)がたまたま聞いてしまって、今でも前に付き合っていたやつと仕事してるのを嫌がってるし、俺も祝部から睨まれてやり辛い。」
ん?
話の終着点が見えず、俺は首を傾げた。
埜上が祝部と関係を持っていることは周知の事実で、事務所スタッフやレコード会社に限らず、業界内に噂が広まっている。
しかし、
「どうして下邑さんが祝部と?」
「それは……、祝部の前に俺が誓詞(せいじ)と付き合っていたからだ。」
「え……マジで?本当に!?」