ビー(エ)ル!!*C Vol.4
□Dual
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「じゃあ、どの部分に問題があるんですか?」
「用法。セックスの時に使用する点。これは、僕が脩に病気を隠してセックスするために作ったような薬だから。激しい負荷のかかる運動を行う場合に、心肺機能を一時的に向上させる作用がある。それは、知ってるよね?」
「はい、まぁ。……ん?今、ボクに病気を隠すためって言いました?」
「言った。作ろうと思ったきっかけは、行為の最中に発作を起こしたくなかったから。だから、教授にも最初は黙って研究してた。」
「へ?」
「でも、すぐに気づかれた。」