ビー(エ)ル!!*C Vol.4
□Dual
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「さすがにもう閉まってる時間です。倒れてから結構時間経ってるんですよ〜。」
僕は時計を確認した。
「本当だ。今までこんなに遅くなかったのに。」
倒れてから次に覚醒するまでの時間が、長くなったのだろうか?
「途中で一度起きたけど、またすぐに寝ちゃったんです。疲れが溜まってたんじゃないんですか?」
「そうかもしれない。バタバタしてたから。」
下邑さんや下邑さんのお兄さんのこと、森松のこと、続けて色々とあった。
「これからまた忙しくなるし、気をつけないと。」
「ボクも。」