ビー(エ)ル!!*C Vol.2
□ボクの罠
4ページ/30ページ
「僕、子持ちのバツイチだよ?」
「知ってます。」
「どこが面白いのやら。」
後藤田さんは苦笑い。
「全部だって言ってるでしょ。」
ボクは後藤田さんのすべてに興味をひかれてる。
「本当の理由は?目的は何?いい加減、白状したら?」
後藤田さんはこっちをにらみつけた。
「本当の理由?目的?」
「僕は煕暎のことだけで精一杯だから。」
「だから、ボクがお手伝いしますって。」
ボクは後藤田さんに自分のことをアピールした。
「任せてください。」
「あ、そう。」