claps!
□別府逓次のジャーマネ日誌
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問いただすと、中務さんは素直に白状した。
この人は、もう少し恥じらいと言うものを持てないものか……。
「この、バカ!!」
バシッと下邑さんの手が、中務さんの頭に伸びた。
「もー、痛いー!!そんなことするなら、今日はエッチな……しは、オレがイヤだし、うーん……。」
「バカ。」
クスッと笑ったあと、下邑さんは席に着き、手を合わせた。
「いただきます。」
腕組み考える中務さんに、おいしそうに遅めの朝食をほおばる下邑さんの図は、ほのぼのとしていて暖かくて、見ているとこちらも幸せを分けてもらった気分になれる。