ビー(エ)ル!!*C Vol.4
□celebration
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「お父さんの役員就任のお祝いも兼ねてるから、呼んだらしいよ。」
「納得。……ん?埜上さんのお祝いを兼ねてる?まさか、まさか……曽我部さん!?」
あー、榮くんにバレちゃった。
「……お、怒った?」
恐る恐る、隣にいる榮くんの方に、視線を向けた。
「え……?」
「っ!?うっ……」
「榮、くん?」
「みっ、見ないで、くださいぃ。曽我部さんの、曽我部さんのぉ、バカぁ。」
――ドキッ!?
かっ、可愛い!!
「榮くん、ありがとう。本当に、本当に、ありがとう!!」
僕は今、とても幸せだよ。
End.