詩掲示板
08/14(Thu) 22:09
孤独
弥生
だって何回も言い聞かせたから
わかっていたつもりだったのに
「大丈夫」が「寂しい」に
変わってしまったんだ
瞼の裏に君の姿が映って
手を掴もうとしたら
宙を泳ぐ指先が空気を掴んで
現実に引き戻された
いつも一緒にいて
温もりを感じていたから
今はベッドが冷たく感じて
寂しさが増していくよ
頬を伝う涙の理由は
君のせいじゃない
自分の未熟さに嫌気がさしただけなんだ
私は大丈夫だよ
何回も言い聞かせたから
わかってしまった
「大丈夫」と「寂しい」は
背中合わせなんだってことを
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