桜花に誓いを

□5章
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“ラピスラズリ、行って来るぞ”

私の言葉と共に6人は時空を超えた戦いへと乗り出した。


“七海、ヒトラーが一家心中したのはいつ?”

“1945年の4月末。5月7日にドイツはWWUが終わるから、その前だ。日時までは知らねーよ”

“ちょっと、そんな適当で良いのかよ?ってか、戦時中どうやって近づくんだ?”

“それもそうですよねー、七海さん、どうするんですか?”

“あ‶、そんなの簡単だろ?‘日本から伝言だ’とでも言えばすぐに潜入できるさ。ヘマするなよ、清羅”

“へーへー。理香子、行くぞ!”

“ハイ”

“生きてろよ!”

清羅と理香子の後姿に向かって叫ぶ。

何とも物騒なことを行って別れているが、この状況では仕方がないことだった。



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