桜花に誓いを

□3章
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バタバタと足音を響かせて、部屋に戻る。

“お疲れー、亜莉朱ちゃん。いい演技だったね”

“ったく。新島ー、お前も一回撃たれるか?”

“ゲッ・・・、遠慮しておきます”

“フンッ”

“まあまあ。これからどうするんですか?あの男の言っていたことが本当なら、このままではまずいことになりますよ?”


“そうねー。早いとこラピスラズリに報告しなきゃ”

“その話なら、しかと聞いたぞ。ガーネット、いい演技だったな”

“っるさいよ?ラピスラズリ”

“お前、普段からああやって過ごせばモテるのに”


“ロリコンに?遠慮しとく”


ラピスラズリ、この組織のトップが来たことにより、報告の手間が省ける。



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