青春18切符

□3.出会い
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―所変わって東京―




『店番ヒマー。』




・・・。




プルルルルル




何処からか、電話がかかってきた。




『はい。山野芽スポーツ店です。』

“あの、ガットの‐‐‐‐‐‐‐お願いします。”

『はい。お届けのお時間は・・・?』

“あ、‐‐‐‐で。”

『ありがとうございます。』






―in青春学園、テニスコート―




『あのー、‐‐‐さんは・・・?』

「あ、あの緑メガネの人です。呼んできますか?」

『あ、お願いします(o^−^o)』




緑の人が来れないみたいで、終始微笑んでいる、不二が来た。




〔いつ見ても不二君って微笑んでるな・・・。〕

「山野芽さん、いつもありがとう。わざわざ持って来てくれて、助かるよ。」

『ううん。ヒマだったし大丈夫。はい。ガットの‐‐‐‐‐‐‐と、ポイント溜まったから、グリップも。』

「ありがとう。本当、助かるよ。越前、今日は遅れて来るみたいなんだけど、見ていかない?」




固まる瑞希。




『え、越前君が何で出てきたの?!』(焦)




(o/∀`o)ノ(*uωu`*照)




「だって、気になってるでしょ?(笑)」

『な、何で知っ・・・。』

「頑張って。応援するよ。」

『ありがとう。』




結局、見てかないでお店に戻ってきた瑞希。

しばらくすると兄が帰ってきた。




「瑞希ただいまー今日は大丈夫だったか?変な奴とか!おっさんとか!」

『うん。大丈夫だけど

「今日、今から兄ちゃんは、この前仲良くなった奴とテニスしてくっから。」

『頑張って。』

「もっともっと!」

『時間良いの?』

「大丈夫でしょ。」

『私、時間守らない人って、どうかと思う。』

「良しっ!行ってきまーす!!」




慌ただしく兄が出て行った。

忙しい家だ。

またしばらくすると、兄と、リョーマが帰ってきた。
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