小説2

□*度胸満点、最強娘
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「!」

お母さんが・・・堂上郁二等図書正が図書館に飛び込んできた。


たしかお母さんが若い頃こんなふうに派手めな化粧、モデル体形をいかした服装でこんな事件を解決した事を麻子ちゃんから聞いた。

もしかしたら今回も・・・・・・
でも年齢的に無理があるんじゃ・・・・・?


お母さんと目が合う。
“大丈夫”
わかったと言うように望は頷く。


お母さんは図書館の今の雰囲気を察し、竦んだ演技をする。


「てめえ何だ!」
こっちに来い!!!!!


犯人の要求にはすぐに答えない。
今躊躇なしに要求をのんだら、不審に思われる。
お母さんは怖くて動けない女性を演じる。


「この!」

犯人がお母さんの方へ手を伸ばそうとしたその時、


今だ!!!!
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