小説2
□*度胸満点、最強娘
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「人質が望!?」
丁度その時、堂上率いる特殊部隊が図書館の前にいた。
郁は自分たちの娘が人質となっている事に焦りを隠せない。
「どうしますか?」
「・・・・むやみに飛び込んでも状況は変わらないどころか最悪になるしね」
「あたしが行きます!」
郁は手を挙げる。
娘の一大事だ。
待ってるだけなんて落ち着かない。
それにいざとなったらこの足で。
「じゃあこうしよう」
堂上と小牧は作戦を立てる。
望・・・・今すぐ行くから・・・!
「・・・・・・・・・」
望は隙をうかがう。
まだ見つからない。
女性と目が合う。
“大丈夫だから”
目線で伝える。
その時。