小説2
□*度胸満点、最強娘
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キャーーーー!!!!!!!
!?
突然の悲鳴に利用者は驚く。
望は悲鳴のした方を見ると同時に誰かの腕に引っぱられた。
え!?な、何?!
気付いたら・・・・・・
「騒ぐな―――――!!!!この女殺されたいか!!!!!」
刃物を持った危険利用者の人質となっていた。
う、うそ――――――!?
まさか自分が巻き込まれるなんて想像していなかった・・・・・。
周りを見渡す。
あたしの他にもう一人人質がいる。20歳前半くらいの女性。恐怖で腰が抜けて逃げ遅れたようだ。
ってか何であたし捕まったんだろう・・・まぁ突然だったし・・・・でも何か悔しい!!
「望!」「ねーちゃん!」「望ちゃん!!!」
陽一・守・美姫菜は顔を青くしていまにでもこっちに来そうな勢いだが、図書隊員に止められている。
多分もうすぐ特殊部隊がくるだろう。火器規制が定まっても、こうゆう事件は多発する。
今の状況。
あたしと女性が人質。
右には包丁。
周りには本棚だけ。
こうゆう時、静かに落ち着いて助けを待つのが最善だろうけど・・・・・
女性を見る。
かなり精神的に限界そうだ。
ここは・・・・・
拳に力をこめる。