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ネタ帳です。

突発文、短文などを……。
◆兄弟の再会(?) 



朝っぱらから自分の顔を見た。


「いい加減起きろ、兄弟」

「……あ?」


鏡を見てるわけじゃない。
それに銀さん兄弟いないんだけど……。


「そんな事ではこっちの世界でたま様を守る事は出来ないぞ」


……たま?
それにこの、上からモノを言ってくるデケー態度の奴は……!!





「暫く厄介になるぞ、坂田銀時」

「なんでだァァァァァァ!!!」



布団から勢い良く起き上がると、そこにはこっちの世界にはいないはずのあいつが、確かにいた。

……たまの中で働いてたはずの白血球王が。



「なんで朝一で、しかもテメーの顔見なきゃなんねえんだよ!!てかお前なんでいんの!!?」

「これは貴様の顔だ。文句なら自分自身に向けろ」


そーゆー意味じゃねえよ!!
普通自分と同じ顔した正反対の奴を朝一で見たら不快だろうが!!

……自分と同じ顔で性格正反対な人を知ってる時点で俺も普通じゃねえけど!!


「折り入って頼みがある。漠にやられてからたま様は定期的に源外様のメンテナンスを受ける事になった」

「あ〜そう…で?お前がいる理由は?」

「メンテナンスには時間が掛かる。その間俺は行く宛てが無い。だから唯一の知り合いである貴様等の所で世話になりたい」

「なんでだよ!!源外のじいさんのトコにいやあ良いじゃねえか」


俺の言い分は間違ってないはずだ。
コイツのことだから、たまから片時も離れたくないだろうし、メンテナンスが終わればすぐにもとに戻れるだろ。


「俺だってそうしたいのは山々だが、たま様がせっかくだから休んでくれと俺をたま様の体から出して下さったのだ」

「で、たまから好きなようにしろって言われたのか」

「そういう事だ」




それから新八と神楽も事情を把握し、二人はコイツを大歓迎。
俺に有無を言わさず白血球王が暫く万事屋に留まることが決まった。









「良いか?お前こっから絶対外出んなよ?分かったな?これ条件だかんな?」

「?……分かった」

「なんでアルか?私白ちゃんと遊びたいネ!」

「ばっか!オメー、俺の顔してこの格好で外出歩いてみろ!某ドラゴンゲームの勇者のコスプレを俺がやってるみたいになるじゃねえか!!」

「……そうですね」

「さっきから何を嘆いているんだ?兄弟」




――――――――――――
朝っぱらからどんな小説書いてんだ自分(苦笑)
目が覚めちゃって、ぼんやりと白血球王カッコイイよな〜みたいなこと考えてたら完成しました←

今月は銀さんと有り得ない再会スペシャルという事で☆
まあ…今決めたんでどうなるかはわかりません←ォィ!

今回は白血球王でした♪
そういえば白血球王は自分の事「俺」って言いますよね!
敬語だからなんか「私」って感じだけど……。

2010/03/06(Sat) 05:23

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