キスして窒息

□トモダチ宣告
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極端な話、いつ地球が爆発してもいいと思っていた。いつ自分の命が途絶えたっていいと思っていた。

別に命を無駄にしたいわけではなかったけれど、あの頃の私は、全ての物事に感心も希望も、見出せなかった。




「…えーと、ごめん、その罠で何を捕まえるつもりなの?」

「…あれ、引っかからないの? 絶対引っかかると思ったのに…」

「……コエリは俺を何だと思ってるの?」




「夢いっぱいホームレス」

「…それは間違ってないけど、捕獲用のカゴにひっかかるほど、俺の知能は劣化してないよ」



 
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