w捧げ文章w
□Apologiez〜ごめんね〜
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「なんだ?急に呼び出して?」
「わりぃわりぃ!」
「話しが無いなら帰る。」
「あ!ちょっと!大事なことだ「だったら、早くして!馬鹿バーン!」へいへい。わかってます。」
「なら良いよ。私だって暇じゃないんだから…。」
ーバーンSideー
やっぱりコイツは素直じゃない……。
暇じゃないとか言いながら、顔はほんのり桜色で…夕日と同じ色。
ま、俺には、コイツの顔が、俺への気持ちで桜色に染められたのか、
夕日に染められたにしろ、気にしない。
こんなに可愛いコイツが、一緒に居てくれる…
それだけで、俺は幸せだ。
「どうして…部室なんだ?ほかの部屋でも良いだろ?」
「今日の部活は、終わっただろ?」
「ああ…それがどうした?」
「って事は、誰も来ない…だろ?ガゼル?」
「…はめたな…?」
「そういう事。」
「貴様!私は、忙しいといっただ「だからだよ。」…え?…だか…ら…?」
「そう。かまってもらえないから。」
「…バーン…。」
「知ってんだろ?」
「何が?」
「俺の気持ち。」
「知ってる。」
「だったら何でだよ?俺、嫌われてるかと「そんなこと…無いけど」…無いけど?何だよ?」
「この頃ダイアモンドダストでの行動が多くて…。…バーン達と練習出来る時間が無くて…バーンに飽きられたくなくて…でも………っ!!」
「でも?」
「素直になれなくて…、思い通りに…いかなくて…空回りばっか…んっ…!」
ちゅっ
「もういいよ…言わなくて…わかった。俺も辛かったけど、お前は、もっと辛かったんだよな…。」
ギュッ…
「私…感じ悪かっただろ…?いつも優しく接してくれるバーンに、離れろだの時間が無いだの…冷たかった。…だから…!」
ちゅっ
「…!?…んむっ!?」
「ゴメン…////」
がちゃがちゃ…!
「「!」」
「誰かいるの?ちょっと!開けてくれないかな〜?」
「「グランだ……」」
「開けちゃうよ〜。」
((開けられるのかよ!))
がちゃ。
「あ!バーン達…?」
「お、おう!グラン、どうしてここに?」
「あぁ、いやね、部室にユニホーム忘れちゃってさ。(てへっ☆)」
「今、私達は忙しいんだ。用がすんだら、でていって欲しいんだけど?」
「そうだそうだ!」
「ひどいなぁ…」
「行こ、君の部屋で勉強会するんでしょ?」
「おう!行くか」
「僕も行くよ。」
「良いぜ!」
「ありがとう。バーン好きだよ〜」
「…!って!お前か!グランっ!てめぇ、ざけんな!」
「さぁ!行こう!」
「「チッ…!」」
「二人共…僕の扱い方、酷いよね…。(グスッ)」
「うるさい!邪魔すんなよ?!」
「同感」
「うう…僕って一体…。」
(グランを振り払うつもりで言ったはずなのに…)
そんなかんじで、俺の部屋に向かった。