純情夢舞台
□純情ロマンチカ
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その後、絵里は小説の新刊を置いて帰っていった。
(まるで嵐のような半日だった…)
ため息をつく水城は、ふと小説の方に視線をやった。
「…あ。タイトルが違う…そうか、本当にオレで小説書いたのか」
水城は一冊手に取ってみる。
「………………」
(…気になる……)
めちゃくちゃ気になる。
好奇心が勝った水城は意を決して表紙をめくった。
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