純情夢舞台

□純情ロマンチカ
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 朝。



「水城ちゃん!ちょっといい!?」



 バーン!と勢いよく脱衣所の扉を開け放ったのは、前回ちらっと名前が出た秋彦の担当編集者、相川絵里その人だった。



「…あの…着替え中なんですが。」


「いいじゃない女同士なんだから!変なことしないし!」



 変なことって何ですか。そしてオレが言ってるのはそういうことではなく。



 半ば諦めながら上着を羽織る。



「…で、なんですか?」


「うん、水城ちゃんの意見も聞きたいと思って!この中ならどれがいいと思う?」



 はい、と渡されたメモに書かれている内容に水城は固まった。


〜水城にさせるなら
1.裸エプロン〜私を食べてv〜
2.海で水着のまま
3.軽く縛ってお仕置きプレイ〜



「………………」


「ちなみに美咲くんは3で宇佐見先生は1で私は2か3辺りだと思うんだけどv」


「こんなモン本人に聞くな――――!!」



 ビリビリビリ――――ッ


「駄目よ水城ちゃんヒステリー起こしちゃ」

「誰のせいだと思ってんすか!!!」









 
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