†私立青春学園U†(更新停止中)

□†男前になったね†
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†男前になったね†


あーあ、負けちまったぜ。
侑士とは長い間ダブルスでペアを組んでいて、お互い手の内ようが解っていた。
でも、言い訳になるかも知れないけど、心を閉ざされたら全然解らなくなった。

そして完敗。

悔しい、凄く悔しい。でも、仕方が無い事だ。
元々、侑士は強かった。
俺だって強いけど、侑士には敵わない。そんなこと解っていた。
だから、最後の文句だ。


「くそくそ!侑士め!心を閉ざしやがって!!」


そして、各ペア事が勝敗が決まり、敗者は帰宅用のバスに乗り込む。


暫く走っていると、鳳に負けた宍戸が『このままで良いのか?』と皆に問いただした。

うん、俺だってこのまま帰りたくは無い。けど………

すると、運転手が山の中へと進路を進めた。
何だ!?俺達を誘拐する気か!?

バスが止まりし少し進むと、そこには合宿所のメンタルのコーチと遠山と俺の恋人のリョーマがいた。
そう言えば、何故か二人は試合ん時いなかったよな?
まさか、強制的に負け組に来たのか?


そして、コーチは俺達にこの山を登ってみては?と言ってきた。
俺達数人がコーチに色々と聞いていると、リョーマと遠山は山へと進んで行く。
俺達もリョーマ達の後を追うように山の中に入った。

崖登り、川(?)を渡ったりした。
そして、 古くさい吊り橋。
俺は高い所とか平気(寧ろ好き)だけど、宍戸を始め、数名がビビってる。(笑)
で、遠山もリョーマに「こんなの何とも無いよな」的なこと聞いてきた。
リョーマは「大丈夫だろうけど…」と言って後ろを見た。
それにつられて、俺や宍戸、大石達も後ろを見る。
リョーマが見たのは田仁志。
うん、確かに心配だ。
取り合えず、田仁志を最後に渡らせる事にした。

けど、我慢できなくなった田仁志は橋を渡り始めた。
ギリギリで橋は落ちずにすんだが、鷲が田仁志の頭に止まってしまい、橋は壊れ皆仲良く落ちた。

まぁ、皆無事だが、宍戸が俺に文句を言ってきた。
俺は勿論、田仁志のせいにした。(ほぼ田仁志のせいなのは事実だ)
で、そこからは四天宝寺の一氏と財前も加わり、最後の崖登りが始まった。
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