†私立青春学園U†(更新停止中)
□†おめでとうと・・・†
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12月24日……この日はクリスマスであり、俺の誕生日。
†おめでとうと…†
俺の誕生日だって思い出したのは、先輩達に景吾のお屋敷に拉致られた時……。
大広間のようなデカイ部屋に入ったら無数のクラッカーの音と共に響いたお祝いの言葉。
青学の先輩達以外にも氷帝や不動峰、ルドルフ等と今まで戦ったライバル校の面々。
照れくさかったけど、楽しく…そして、嬉しく過ごせた。
「あー、かなーり騒いだな。」
「特にお前と菊丸と桃城と切原がな。」
「ったく、お前と菊丸が跳ぶせいでシャンデリアが壊れるかと思ったぜ。」
「あれは凄かったですよね;」
「これからは少しは落ち着いてくださいね、向日さん。」
景吾のお屋敷にある幾つもの部屋の一部屋が俺達の部屋になった。
そこに俺、岳人、亮、景吾、長太郎、若がいる。
「あ、おい跡部。そろそろだぞ。」
「お、そうか。」
「何が?」
「後、10分位ですよ。」
「楽しみですね!!」
「でも、緊張もするなぁ。」
「だから何が?」
ワケわかんない。
若なんて腕時計をジッと見てる。
「じゃぁ、そろそろやりますか。」
「若?」
何だろう?
ベッドに座ってる俺に近付いてきた。
本当に何?