†私立青春学園U†(更新停止中)

□†羊と猫のお昼寝†
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こんなに良い天気の日は眠くなる………


†羊と猫のお昼寝†


「ジローとの待ち合わせは………此所で良いんだよね…。」


雲一つ無い晴天の日、リョーマは氷帝学園に来ていた。
青学テニス部は休みだったため、恋人である芥川慈郎から氷帝に来るように連絡がきていたのだ。
氷帝は広いので、リョーマが迷子にならないように、芥川は「いつもの待ち合わせ場所」を指定した。


「てか、テニス部部室やコートでも別に良いんじゃない?」


リョーマは一人呟いた。
芥川はあえてリョーマを部室やコートに近寄らせない。
なぜなら、跡部や忍足、向日、鳳、日吉がいるからだ。
しかも最近は、宍戸もリョーマに近付くようになってたりする。


「ま、いっか。ふぁ〜ぁ………。」


ポカポカした日差しにやられてか、考えるのを止め、大きな木に寄掛かり寝てしまった。
その頃、テニスコートでは………


「何や、今日はやけに張り切って練習しとるなぁ。」

「珍しいよなー。槍で降るんじゃねぇ?」

「否、爆弾って事もありますよ。」

「そうだな。一度も寝ずに練習しているし………。」

「長太郎、若………。それは流石に酷いぞ;てか、その分授業で寝てたがな。」

「まぁ、大体想像は付いた。」


跡部は、芥川を少々悔しげに睨みながら呟いた。
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