†私立青春学園†(更新停止中)
□†夏祭り†+@
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次はたこ焼きの屋台が見えた。
「リョーマ君、たこ焼き食べますか?」
「うん!」
「フフッ。可愛いですね。」
「な、何いきなり/////!」
「正直なことを言ったまでだよ。さ、買おうか。」
そう言って、鳳はリョーマの手を引いてたこ焼き屋へ向かう。
「6個入り一パック下さい。」
「あいよ。お、可愛い子ちゃん連れてるね!オマケに二つ入れておくよ!」
「ありがとうございます!」
そして、鳳はお金を渡して、リョーマを連れて人混みから離れた場所へと向かった。
「リョーマ君、ここへどうぞ。」
「ありがとう。あ、おか「お金はいいですから。」………。」
リョーマを石の椅子に座らせた。お金のことは勿論、断った。
鳳もリョーマの隣に座り、爪楊枝を渡した。
「いただきます。」
「フフッ、どうぞ。あ、熱いので「熱っ!」…遅かったですね;大丈夫ですか?」
「うん。」
「貸して下さい。」
そう言って鳳はリョーマから爪楊枝を受け取り、それをたこ焼きに刺して、ふーふーと冷ましてリョーマの口元へ運んだ。
「口、開けて下さい。」
「うん…/////。」
リョーマは口を開けた。
鳳はたこ焼きをリョーマの口の中へ入れた。
リョーマは、はふはふしながら飲み込んだ。
「美味しい!」
「フフッ、良かったです。」
「長太郎。」
「ん?……/////!?」
「長太郎も/////。」
そう言って、リョーマも鳳に爪楊枝で刺し、少し冷ましたたこ焼きを口元へ運んだ。
「あ、ありがとうございます/////。」
口を開けて、たこ焼きを飲み込んだ後、少々赤面しながらお礼を言った。
たこ焼きを完食し、鳳はティッシュでリョーマの口と自分の口を拭いて、リョーマの右手を取る。
「リョーマ君、食べさせてくれてありがとうございました。」
「俺の方こそ…ありがとう//// 。」
鳳はニッコリと笑い、リョーマの右手の甲にキスをした。
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