†私立青春学園†(更新停止中)
□†貴方は何色?†(R)
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斬ったハンバーグを鉄板に戻して、向日もリョーマに聞く。
「向日さんは・・・、赤かな?髪の色をそうだけど、基本的に熱い性格って言うか、明るいから。」
「成程な♪他の奴等は??」
そう聞かれ、リョーマは他のみんなを見る。
ステーキを口に運ぶ手を休めた跡部、熱いチーズグラタンを冷ましてる宍戸、
ピザを斬るのに夢中の芥川、牛挽肉カツレツを淡々と食べる樺地、
カルボナーラをフォークに絡めるのを止めた鳳、リョーマ同様生姜焼きセットを頼んだ日吉。
「う〜ん・・・。
跡部さんはやっぱり金色かな?何か何処にいても輝いてそうだし・・・。
宍戸さんは、紫?青と赤を混ぜた感じ。クールな所もあるけど、
情熱的な所もあるじゃん?芥川さんはオレンジ。寝てる時以外はハイテンションだしね。
樺地さんは・・・透明?誰にも左右されない感じ?日吉さんは緑。和って感じがするから。」
「越前君。俺は何色かな?」
鳳はリョーマの顔を真っ直ぐに見た。
「長太郎は・・・灰色。」
「えっ;何でですかぁ〜?」
「自分、腹黒って事自覚じてへんの?」
「それはそれでスゲーよな!(笑)」
「宍戸さんには殆ど白ですけど、越前絡みになると黒ですよね。」
「ああ・・・;時々恐ろしく感じる。」
「俺様にですら黒いオーラを出しやがるしな。」
「ウス。」
「う〜ん・・・。」(←何故か悩む鳳)
「長太郎。」
何かを必死に悩む鳳に、リョーマは声を掛けた。
「長太郎はどんな色でも長太郎なんだから、そんなに悩まないで良いんだよ?」
「越前・・・否、リョーマ君・・・/////。」
「おーい。二人だけの世界に入んなや。」
「料理冷めるぞ?」
「向日さん、突っ込み所が違いますよ?」
その後、ラブラブな二人はお互いの料理を「あーんv」をして食べさせあったりした。