†私立青春学園†(更新停止中)
□†10個のプレゼント†
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12月24日―――今日はリョーマの誕生日当日。
リョーマは青学レギュラー達や女子達に誕生日プレゼントを大量に貰った。
流石にそんな大量に持って帰れないので、跡部に「普通の車」で迎えに来て貰った(勿論海堂も乗車)。
跡部の別荘に到着し、海堂に別室で待つ様に言われたが、直ぐに「入って来い」とメールが来た。
扉を開け、中に入ると待っていたのはお祝いの言葉と沢山のご馳走、大きなケーキだった。
「これ・・・」
「何だリョーマ、見て分んないのか?あーん?」
「跡部、リョーマかなり驚いとるで。(笑)」
「リョーマ、おっめでとー☆」
「ほら、来いよ!リョーマ!」
「俺もエスコートしますよvリョーマ君v」
「リョーマく〜ん!ご馳走だよ〜☆」
「おめでとうございます・・・。」
「リョーマ、誕生日おめでとう・・・。」
「俺達との初めての誕生日だな♪おめでとう!リョーマ!」
「おめでとう、リョーマ。」
皆一人一人リョーマにお祝いの言葉を送った。
「あ・・・、えっと・・・。」
リョーマはまだ驚いていた。
「まだ驚くのは早いぜ?」
「岳人の言う通りや。リョーマ、誕生日って言うたらプレゼントやろ?」
笑みが絶えない忍足の言葉にリョーマは、はっとした。
「まさか・・・。」
「リョーマくんv俺からはコレ〜☆」
ジローを先頭に、皆もリョーマにプレゼントを渡して行く。
皆からのプレゼントを見てリョーマは自然と驚きの表情から笑顔に変わる。
ジローからは羊の枕クッション。
「これで一緒にお昼寝Cよーね〜☆」
忍足からは水色のマフラー。
「これ巻いとけば寒くあらへんで。」
岳人からは天使の翼とアゲハ蝶の羽根を組み合わせたストラップ。
「鳥の羽根を天使の翼に見せたんだ!蝶の羽根は流石に作れねぇから、店で買った物だけどよ・・・。
蝶の羽根と天使の羽根を組み合わせてストラップにしたんだぜ!」
宍戸はリストバンドと帽子のペア。
「激地味かもしんねぇけど、リョーマにはやっぱリストバンドと帽子が似合うからよぉ。」
鳳は自分が身に着けているクロスのペアのクロス。
「このクロスは元々ペアだったんです!本当に大切な人が出来たらプレゼントしようと心に決めてました!」
日吉は自分とリョーマのネームが彫られているブレスレット。
「ブレスレットって柄じゃないが、リョーマが身に着けられる物を選んだ。」
樺地は大きな花束。
「貴方は・・・綺麗な方です。」
跡部は自分とリョーマのネームが彫られているリング。
「日吉と少し被ってるが、いつか、左の薬指にはめて欲しい。その日が来るまで、チェーンにでも通してろ。」
神尾は猫の形の写真立て。
「リョーマが猫好きだってのを知ってよぉ・・・。店員に猫の形の写真立てを注文したんだ!」
海堂は人気があって手に入り難いグリップテープ。
「宍戸さんと似た様な考えだが、テニスしているリョーマが一番好きだからこれにした。」
リョーマは最後に海堂のプレゼントを受け取り、何か言おうとしたが、忍足によって止められた。
「礼はまだ早いで。もう一つ俺からプレゼントがあるんや。」
そう言いながら、忍足は大き目なプレゼントを取り出した。