†私立青春学園†(更新停止中)

□†番号とアドレス†
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リョーマも不二や菊丸と同じ事を思っていた。

〜〜〜♪

誰かの携帯が鳴った。

「あ、俺のだ。」

どうやらリョーマの携帯に掛かってきたらしい。

「はい…あ、菜々子さん。どうしたの?………うん、解った。じゃぁ。」

電話を掛けてきたのは従姉の菜々子さんだった。
電話を切り、コートの方へ目を戻すと皆がリョーマを見ていた。

「な、何なんスか?」
「越前、携帯持ってたのか?」
「持ってるっスよ?」
「じゃぁよ越前、アドレスと番号交換しよーぜ!」
「別に構わないっスよ。」
「桃よりも最初に僕と交換しない?」
「ニャー!不二達より俺と交換しよ!」
「越前のアドレスから取れるデータは…。」
「バーニング!最初に俺と交換するべきだ!」
「俺と最初に交換しないか?」
「………。」
「何で最初に交換したがる?」

リョーマは当たり前の疑問を持った。
すると…

「越前君、アドレスと番号を教えてくれない?」
「おい、越前。俺様が交換してやるぜ?」
「また試合したい時に連絡するから交換しようぜ!」
「君の弱点を知る為にも教えて貰いますよ。」

いつの間にか不動峰の伊武と神尾、氷帝のレギュラーメンバー、ルドルフの裕太と観月がリョーマにアドレスと番号を交換しようと言い出していた。
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