†私立青春学園†(更新停止中)

□†咲乱華〜コートに咲き乱れた華〜†
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中学テニスの全国大会終了後、一人の命がコートに咲き乱れた・・・



†咲乱華〜コートに咲き乱れた華〜†



「ったくよ〜・・・、アイツら何年何組だよ!!あんな所でふざけてやがって!」

「災難でしたね、向日先輩。」

「鳳・・・。ソレ、笑顔で言う台詞か?」

「つかよぉ、何で俺達まで病院に付き合わされるんだよ。」

「仕方が無いですよ、宍戸さん。俺達が現場にいて、跡部部長に話したら荷物持ちとして付き合えって言われたんですから。」


此所はある大きな病院。ソコにいるのは氷帝学園の向日岳人と宍戸亮と鳳長太郎と日吉若。
この四人が病院にいる訳は・・・



―氷帝学園



「助かったぜ、宍戸♪」

「ッチ、激面倒な所に居合わせたぜ。」


この日、向日は授業の後に教科担当の先生にノートを集めて来る様に言われ、ノートを集めたのは良いもの、
ノートを2冊出す者が何人かいたりして通常より重かった。
運んでる途中で向日は宍戸の姿を見つけた。それで現在に至る。


「あれ?宍戸さんに向日先輩じゃないですか!」

「・・・どうも。」

「お!鳳に日吉じゃねーか!」

「お前等、体育だったのか?」

「はい。合同だったんです。」


鳳のクラスと日吉のクラスは違うが、合同で授業をしたのだった。


「お二人は・・・あぁ、何でも無いです。」


日吉は向日と宍戸もクラスが違うが、一緒にいてノートを半分ずつ持ってる時点で一緒にいる理由を理解した。


「おい、さっさと持って行こうぜ。昼休みが無くなるだろーが。」

「おう!じゃーな、鳳、日吉!」

「はい!また部活で!」

「失礼します。・・・!?」


「あっ、ヤベェ;」

「危ない!」


「んあ?・・・!?」


ドサドサッ!


「お、おい;」

「む、向日さん;」

「大丈夫・・・な訳無いですよね;」


向日は上でふざけていた生徒が落とした数冊のノートの下敷きになってしまっている。


「ノートの先が頭に落ちなくて良かったな。」

「宍戸さん、ソレは今言う台詞では無いですよ;」

「いってぇ〜;・・・あっ。」

「どうかしました?」

「足・・・捻ったみてぇ;上手く立てない;」

「「「えぇ〜!?」」」
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